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vol26女子バスケットボール選手・吉田亜沙美さん

この内容は、まいぷれマガジンvol.26に掲載されています。
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vol.26
女子バスケットボール選手
JOMOサンフラワーズ所属

吉田亜沙美
(よしだあさみ)さん

JOMOサンフラワーズ公式サイト



 柏市を拠点にする女子バスケットボールチーム、JOMOサンフラワーズ。2008-2009シーズンの優勝を決め、日本一の座に返り咲いた。その立役者としてシーズンを通してチームに勝利の流れを引き込んだのが若きポイントガードのエース、吉田亜沙美選手だ。リーグチャンピオンを決めるプレーオフのMVPにも輝いた。
 いま現在、残念ながら女子バスケはメジャーとは言い難いかもしれない。しかし、一度JOMOサンフラワーズの試合を、吉田選手のプレイを目にしたら「生で観てみたい!」と思わずにはいられない面白さがそこにはある。

チームのために、 目の前のことをひとつずつ

「目標は、リーグ優勝です!」
 リーグ戦のプレーオフ中に行われたインタビューでそう語っていた吉田選手。日本代表にも選ばれるホープの口から飛び出した目標は、常にチームありきの答えだった。
 「高校生時代は、相当わがままだったと思うんです。1年生の時は監督に怒られてばかりいました(笑)。だけど、ポイントガードのプレイひとつでゲームメイクをがらっと変えられることを知り、自分中心だった視野が、チーム全体にまで広がりました」
 ポイントガードは、冷静に状況を判断してパスを采配、試合のリズムを作る。ときに年長のメンバー相手にも指示を与えなければならない。難しいポジションだ。「同じくバスケットボール選手である姉や、周りの人から教えられたことも沢山ありました。そしてJOMOに入って、チームのためにやれることが自分にはまだまだある、そう感じています」
 “卓越したバスケットボールセンス”と評されるプレイ、決して高くはない身長ながら恐るべきリバウンド奪取率。落ちることのないハイスピード。見ているだけで胸がスカッとするプレイを連発する。やはり将来は海外のリーグへも挑戦したいですか?
 「いやあ、まだまだです。まずはオリンピックに行きたいです! 北京へは残念ながら行くことができなかったから。次こそは必ず。これは、どうしても譲れない夢のひとつです」

バスケットボールを もっともっとメジャーにしたい!

「バスケットボールの面白さをまだ知らない人にこそ、試合を見てほしいです! たとえばJOMO のプレイなら、スピード感は他のチームに負けないと思うので、それだけでも面白さを実感してもらえると思うし。私のプレイで言うと、実はディフェンス(守り)に注目してほしいです。とにかく、バスケットボールがもっともっとメジャーになってほしい。そのためにはやっぱりオリンピック出場だと思っています!」

 バスケットボール選手としてはまだまだ若手である吉田選手。厳しいプロの世界にあって“やっぱり吉田は、他の選手とは違うな” と言われたい。そのために磨きたい武器はたくさんある。それでも、まずはチームの一勝、日本代表の勝利に全力を尽くす。だからこそ誰からも愛され、成長し続けることができる。若きエースの今後をずっと見続けてみたい。そう思わせる志が吉田選手には宿っている。
Profile 
東京都出身。東京成徳大学中・高等学校を経て、JOMOサンフラワーズへ。ポイントガード、身長165cm。コートネームは「流(リュウ)」。勝利の流れを呼び込めるように、との思いが込められている。2008-2009プレーオフMVP。4~6月は日本代表合宿に参加。
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