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私の英語活用力の変遷の60年 (その5)ニュース no. 34

英語スクール MBAシカゴ

ニュースno.30では
 私自身(MBAシカゴの代表、唯一人の講師)の13歳(中1)(1961年)から 72歳(2021年)まで60年間英語活用力の変遷について 9つのステージに分けて俯瞰してみました。

ニュースno.31では その60年間の中の 
(1)中学、高校時代 (0から20への上昇)
(2)大学時代 (20から15へのダウン)

ニュースno.32では
(3)商社入社後、国内で主に米国むけ輸出業務をしていた約5年間 
  (15から30への大幅アップ)

ニュースno.33では
(4)New York駐在の約6年間 (30という高いレベルから35への着実なアップ)

についての 私自身の英語の活用力のアップないしダウンとその理由 そして その時々の他の人々の英語の活用力のレベルについて触れてきました。

今回のニュースニュースno.34では、
(5)New York駐在から帰国後 国内で輸出業務を行っていた4年間についてです。

この4年間 毎日の海外事務所との日々のやり取りや 私が海外事務所に出す指示はほぼ英文でしたし、
重要な商談とか 入札案件では、直接に現地(米国、カナダ)に赴き 顧客と商談をしたり、 競争相手の状況調査を行ったりしていましたので 
日々の業務が 英語活用力の訓練の場ような4年間でした。
ですので、 この4年間の英語の活用力は それ以前に上昇していた35という高いレベルを維持していた時期と 自分なりに推測します。

この 35というレベルはどの程度のレベルかということを 他のそれぞれのレベルの人と比較してみると、

一流大学卒業者や英検1級合格者でも 
英会話学校に何年も通い 英語がペラペラと思われている人でも 
活用力はせいぜい5以下です。

というのも 
彼らは 言いたいことを頭の中で英作文して口に出して言う訓練はしていないから それができず 
ネイティブと対峙した際 用意してきた あるいは覚えてきた話は ペラペラと言えたとしても その後は 直ぐに意思疎通ができなくなってしまうからです。
 
また 仮に 英会話本を何冊も 一文一文 日本語対訳から直ぐに言えるようになっている人がいたとしても(日本人では 一文一文を日本語対訳から言えるようにする方法は教えていず 自らトライする頑張り屋さんも稀有ですから)      
なかなか 活用力のレベル-10は超えてこないでしょう。   

というのは 
英会話学習で習得できる英文量は 実際の会話で話される内容のせいぜい数パーセントであり、
それでは言える英文量が少なすぎるばかりでなく、 
英会話学習では 文型や、 文法や 表現方法等に基づいて 頭の中で英作文して口に出して言う訓練には ならないからです。
より具体的に言うと、 頭の中で英作文する上で 極めて便利かつ有効な、 
* 5文型の活用、 
* 現在完了の使い方、 
* 不定詞や動名詞での 主語や 目的語や 補語の作り方、 
* 分詞(現在分詞、過去分詞)、不定詞、関係代名詞等での 名詞の後置修飾の仕方
等を体系的に理解して 使えるようになっているわけではないからです。

だから 話題が変わると ネイティブが使った単語を使って自分で頭の中で英作文するなどということは全くできず 途端に 意思疎通ができにくくなり 結果的に 気まずくなってしまうことが多いのです。

中学の英語教科書で 反英訳訓練をした人 は 英語活用力で15のレベルに行くことができます。 
というのは 中学2,3年の教科書でも かなりの内容(ネイティブが日常使う語彙、内容レベル あるいはそれ以上)を学習しており それを反英訳訓練で 言えるようになるばかりでなく、 
文型、 文法、 表現方法別に 頭の中で英作文して口に出して言える ような訓練をすることになるからです。
ですから 英語難民状態から抜け出すスタート台に立てるわけです。
その台が 以前のニュースで話した雪だるまの芯にあたるわけですから、
後は その芯を転がして(経験を積んで)豊かな雪だるまにしていけば いいわけです。

さらに 高校の英文法、英作文 (今のEnglish Expression)で反英訳訓練をした人 は 英語活用力で20のレベルに到達できるでしょう。
そうなれば 教養あるネイティブと 議論のできるスタート台に立てます。



以前のニュース で

**
私は 大学入試までに英会話本や 高校英作文等の反英訳訓練で
英語活用力ー20に高めていたが、 

**
大学時代には 英語学習のための学習は必要なかったし(専門書を原文で読むようなことはありましたが) 自発的にもしなかったので 活用力-15程度のレベルまで下げ 

**
商社入社後一念発起し 仕事の傍ら 再度 高校英文法、英作文教科書の徹底的な反英訳訓練や 英文雑誌等の学習で レベル―25まで向上させ 英文の構造を 読んで理解できるだけでなく 自分から作れる(言える、書ける)レベルにまで 引き上げ

**
さらに New York駐在中に その出来ていた構造に 現地の言葉で肉付けし 活用力のレベル-35にまで 引き上げていたわけです。

**
New York駐在から帰国後の4年間(国内での輸出)では 特別に 英語力向上のための英語学習をせずに(というよりも そんな暇もなく)その35という高いレベル をキープできたのは 
ある意味 上述のような仕事の内容のおかげといっても過言ではないと思いますが、
New York駐在の前の5年間で英文の構造を しっかりと自分から使える形にまで高めていたため 時間の経過による能力の低下を回避できたよう思われます。
曖昧で感覚的な理解の英語力は(今の日本の英語教育界は 逆に 曖昧でいい! という馬鹿げた教育法を推し進めているように思えますが) 直ぐに消滅していくのです。

今回も含め このニュースで 皆さんに わかっていただきたいことは
(i)
日本人は 日本人が 英語難民でなくなる(ネイティブと会話ができる)ということを 二言三言 言葉のやり取りができたとか 簡単な用事を英語ですまることができたといった あまりにも低いレベルで考えていますが それが そもそも 大きな間違いということです。

指導者たちも 指導者の指導者たちも(お偉方も) ほぼ全員 安易にそう考えています。 そして 「現地に行けば(ホームステイで、語学留学で、留学で、あるいは駐在で)どんどん 英語の言い回しを獲得できていく!」と 生徒さんたちに思い込ませています。

指導者の方々の 自身の体験でも そうならないのをわかっている人が (ほぼ全員に近い方々が 英語難民状態から抜け出すためのスタート台にも立てずに帰国している)大多数であるにも拘らずです。 

実際 ほぼ全員 ネイティブと対峙すると 二言三言言葉を交わせたとしても 継続的には 意思疎通ができなくなり、 気まずくなっているのです。 

結果が出ていないことを 恰も出るかのごとく思わせて 生徒さんたちに結果がでないと ネイティブに話しかける勇気のないせいである、かの如く言い逃れをして 本当の原因を追究しようとしない日本の英語指導者は 怠慢そのものであり ある意味 国民全員に対し犯罪的でさえあります。

指導者の方々が 生徒さんたちに 恰も結果が出るように思わせているのは
自分も本当は結果が出ていないことを(すなわち 難民状態から抜け出せていないことを)知られたくないからでしょうか。
「赤信号 みんなで渡れば怖くない❕」ですか。

結果が出ない本当の原因は 
生徒さんたちの勇気がないということではなく 
中高の英語教科書の音読、反英訳訓練で 生徒さんたちが ネイティブが日常話している以上に立派な英語を 頭の中で英作文して口に出して言えるようになることに 
指導者側が気がついておらず 
昔ながらの 英文読解だけで苦労させる教授法を 生徒さんたちに強要し続けているからです。

中高で 生徒さんたちに 毎週5時間程度の授業を6年間も受けさせ
さらに それと同じあるいはそれ以上の自習を半ば強要しているのに
日本の英語教育界が 日本人を英語難民状態から救出できていないなんて おかしいと思いませんか?

日本国民全員は この点に関して 英語教育界全体に 大ブーイングをする権利がある、 とは 皆さん 思われませんか❓

何度も言いますが、
中高の授業で 英語教科書を 対訳、語彙、発音解説付き、 CD付きにして 読解までを容易にすれば 
今までの半分以下の授業時間で 生徒さんたちに読解できるレベル(活用力3合目)に到達します。 
残りの半分の授業を 音読、反英訳訓練をして 使える英語にまで格上げするように訓練すれば、 
それだけで 日本人の大半は 英語難民状態から抜け出せます
自分でする復習も 今までの半分以下の時間で 反英訳訓練をすれば充分です。

それだけで生徒さんたちは 英会話学校で覚える数百倍の英文を言えるようになるだけでなく
覚えた文型、文法、表現方法 から無数に近い英文を 頭の中で英作文して口に出して言うことができるようになります。

それだけで
日本人ほぼ全員が 英語難民状態から救出され
高校、大学入試の成績は 3割から5割増しになります。

それだけで
生徒さんたちが 他の科目の学習や クラブ活動に回せる時間も 飛躍的に増えるでしょう。

どうして 生徒さんたちに 苦労だけかけさせて 結果が出ていない学習方法を 英語の指導者たちは(特にお偉方は) なんの工夫もなく 長年継承しているのでしょうか。

最近は さらに悪いことに 
中高の英語学習で 発音関連は ALTにほぼ丸投げして 
普段の授業では 50年前にはやっていた 特定の発音の特徴とか 英語読みの基本的なルールとかには ほとんど触れていません。
だから 生徒さんたちは 個々の発音については ALTから聞いたその場では 感覚的にわかったような気はしても それも その場限りで 
客観的に記憶に残る形にはまるでなっていません。

だから 発音のよくわからない単語を 字面だけで覚えていこうとしています。
だから 生徒さんたちには 単語にしても 文にしても 記憶に残りずらくなり 
だから 生徒さん達の英語学習の苦労は ALT導入以前よりも増大しており、  
だから 当然の如く 発音以上に大切な イントネーションも アクセントも 極めて妙なものになっています。
この点に関して もっともっと苦言を呈したいところがあるのですが 長くなりますので 次回に回します。


ちょっと 横道にそれてしまいましたので 元に戻りますが
ネイティブと対峙して 用意していたことが 二言三言 通じても
その後 頭の中で英作文して口に出して言うことができないと 何の話も進行せず すぐに場が白けてしまい 気まずい雰囲気になってしまいます。

実際 英語がペラペラと言われている人でも ほとんどのケースでそうなっているのです。

逆に 言いたいことを頭の中で英作文して口に出して言えるようになっていれば 初めは若干たどたどしいところがあっても 継続的に意思疎通ができていけるのです。 
  
(ii)
 もう一度 言わせてもらいます。
英語難民でなくなるスタート台に立つには 
継続的に意思疎通ができるようになる事が必要で 
そのためには かなりのことを頭の中で英作文して口に出して言えるようになっていることが必要なのです。
そして そのためには 中高の英語教科書で反英訳訓練をしておく必要があるのです。

かなりのことを頭の中で英作文して口に出して言えるようになっていれば
ヒアリング力も当然ついてきます。 
(かなりのことを頭の中で英作文して口に出して言るようになっていれば 英語の語順を実践して熟知する ようになるから それだけで リスニングも 極めて容易になってきます。) 

また たとえ 一回で聞き取れなくても 英文のどの部分がわからないか(主語か 動詞部分か、 目的語か)ということも分かり より具体的な質問もできるようになってきます。 
だから 意思疎通も継続するのです。

また 頭の中で英作文して口に出して言いはじめると 途中でも ネイティブがその趣旨を察して ネイティブから 英文の手助けをしてくれることも 頻繫に起きてきます。
だから 意思疎通が継続していくのです。

ネイティブだって 異なる言語を使う人と意思疎通ができることとか 未知のことがどんどんわかったり、自分のことがわかってもらえるということは この上ない快感なのです。

だから ネイティブと対峙する前に スタート台には立っていなければ 駄目なのです。

こんなことを 英語の指導者も(お偉方も) 全く理解していません。

早く 大反省して 大改革に取り組んで下さい。生徒さんたちは 今現在も 言われるがままに 実を結びにくい大苦労を強いられているのですよ。


(iii)
以上 日本国民のほぼ全員が 英語難民状態解消のスタート台に立つことは 英語に正しく向き合って 反英訳訓練をすれば それほど難しいことではないのです。 

MBAシカゴでは 数か月の訓練で スタート台に立つことができ
(かなりのことを頭の中で英作文して口に出して言えるようになり)
実際に ネイティブと継続的に意思疎通ができる中学生、高校生、大学生、社会人が
多数輩出しています。


さて またまた 話が長くなってしまいました。

次回は 今回の続き 
(6)
シカゴ大学 大学院 MBA(Master of Business Administration=経営管理)に合格して
卒業するまでの 約2年間近辺の 私の英語活用力の推移について お話します。

また 日本の英語教育が 読解本位になっている根本的な理由は 
「英語の発音は ネイティブだけが教えられて 日本人には教えられない❕」 という誤った考えから来ていると思われます。

本当は 日本人が 日本語の発音と 比較分析して 説明しなければ 客観的に 納得いく形では 理解できないのに!
この点も 日本の英語教育界が 落ち込んでいる 大きな間違いです。

その点についても 次回話していきましょう。







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