英語難民解消とは　
ネイティブと　英語で意思疎通が滞ることなく　できるようになることです。

少したどたどしいところがあっても　言いたいことを頭の中で英作文して口に出して言えるようになっていさえすれば、大抵のネイティブは　喜んで意思疎通を続けてくれます。
ネイティブにとっても　会話の目的は意思疎通ですから。

ところが英語がペラペラという日本人も　英検1級合格者も　はたまた　商社マンでさえ9割以上が　挨拶や簡単な用事を　二言三言　英語で済ましあとは　言いたいことを頭の中で英作文して口に出して言う訓練をしていないから　意思疎通が滞り始めます。
すると　ネイティブも　どうにもならず　場がどんどんしらけていきます。
それは　ネイティブが意地悪だとか、　不親切であるということではありません。
ネイティブも　意思疎通ができずに　困り果てているのです。
それが　ほとんどの日本人の英語難民状態です。

日本人は　英語がペラペラと思われている人だけをとっても　その9割以上が、だから全国民で言えば　99パーセントの日本人が　英語難民状態といっても過言ではありません。

日本人は　英語の話しぶりが英語っぽいと、　それだけで　英語がぺらぺらといいますが、　それが大間違いです。
そういう人の9割以上が　直ぐに意思疎通が滞り始まます。
その人たちもネイティブには　困った英語難民です。

また　日本人は　ネイティブと一緒にいれば　自然と英語がわかるようになる、　話せるようになる　と高を括っています。
だから　せいぜい英会話学習だけで　ネイティブと対峙しようとします。　
でも　英会話学習で言える表現方法は　会話の中の数パーセントにもならない　限られた会話の一部です。
ネイティブと話をする時は　ほとんどのことを　頭の中で英作文して口に出して言わざるを得ないのです。
だから　ほとんどのことを　自分の頭の中で英作文して口に出して言えないと　英語難民状態は解消できませんし、　
それができずに　現地に長く居ても　芯のない雪だるまに雪がつかないのと同様に使えるようになる英文は　極めて微々たるものになります。
そして　英語難民状態はいつになっても解消されません。

だから英語難民状態解消には　英会話学習の何百倍もの表現方法をの詰まった中学校の英語教科書の英語を　頭の中で英作文して口に出して言う訓練が必要です。

難しい英文で訓練する必要はありません。
中学２，3年の英語教科書のレベルで十分です。

このレベルの英語を　反英訳訓練で日本語対訳から言えるようになると、
その文章を頭の中で英作文して口に出して言えるようになるだけでなく
その文型　ないし　表現方法を使って　主語、動詞、　目的語、修飾句等を変えて
様々な　別の文章も作っていけるようになります。

それがある程度できるようになると　あなたは　英語難民状態から抜け出すことができます。

難しいことではありません。

自分で対訳から元の英文を言えるようになって初めてその英文を自分のものにできたという感覚が生まれてきますよ❕



さて　以前のニュースからのお約束です。　中学校3年　Sunshine 3 の　32ページの　私が作った対訳を　ここに掲載します（英文はSunshine 3を購入して参照して下さい）。

そして次回には　この中で使われている　文型　表現方法を基に　主語、動詞、目的語、補語、修飾語（句）を変えて　いかに様々な表現方法を作れるかを　お知らせしたいと思います。
直ぐに　何でも　英語にしてみようという気持ちになりますよ。


ーSunshine3 32ページ）ー

Mao: 　　
私　昨日　Bリーグのゲームをみたのよ。

Daniel：　
Bリーグって何？

M :
それは　日本の　プロのバスケットボールのリーグよ。
私たちは　それを　Bリーグと呼んでいるのよ。

D :
わかったよ。
僕が米国にいた時は　よくNBAのゲームを見たよ。

M :
バスケットボールは米国で誕生したのよね（付加疑問文）？

D :
そうだよ。米国では　それをスポーツの王様と呼ぶ人もいるよ。
人々は　ゲームだけでなく　ハーフタイムショーも楽しむんだ。

Ｍ :
私も　いつか　米国で　NBAのゲームを見たいな。