中国切手の最高峰 赤猿をお買取りしました!
買取専門店 おたからや 蘇我店
こんにちは!
おたからや蘇我店です。
今日は珍しい切手を買取しましたので、ぜひご紹介できればと思います。
中国で1980年に発行された「赤猿」です。
赤猿は中国十二干支切手シリーズの第一弾として発行されたもので、見た目も美しく金色の塗料が使われたりといった装飾性からも発行当初非常に注目を集めました。
入手困難なほどの人気を集めたのですが、その人気差ゆえ、「この切手を貼って郵便物を出すと郵便物ごと盗まれる」といった噂が飛び交いました(実際に盗難被害が大きかったかは諸説あります)。
その為、初めは爆発的な人気を誇ったにも関わらず、盗難を恐れて誰も買わなくなってしまい、販売が早期に取りやめになってしまいました。
そのような経緯で、当初予定されていたよりも大幅に発行枚数が減り、希少価値が高い品となっています。
当時の逸話としてこんな話も残っています。
噂が広まり、赤猿切手が売れなくなると、売り上げを気にする郵便局長は、郵便局員たちに販売ノルマを課しました。他の人が断る中、気の弱い秦さんは、借金をしてまで月収の3倍にもなる切手を自腹で購入することになってしまいました。ところが秦さんが定年退職後、切手の価格は大幅に上昇。切手を売却した郵便局員は大金を手にしたということです。
赤猿切手にプレミアがついている理由はもう一つあります。切手が発行された1980年当時は、中国で1966年から1976年にかけて起こった社会主義革命である「文化大革命」の直後でした。
文化大革命中は、コレクション目的の切手保有や海外への持ち出しが禁止されており、1980年はそのあとではありましたが、まだ騒乱の直後、流通しづらい状態が続いていたようです。
そういった時代背景も、赤猿の希少価値が上がる原因になっています。
今回来店されたお客様は子供の頃に切手の会に加入しており、毎月お小遣いで中国の切手を一枚ずつ購入しておられたとのこと。ご自宅にも沢山の中国切手を保管されているそうです。
来店時には、赤猿に高いプレミアがついているとは知らず、まさか子供の頃のお小遣いで買っていた切手が思わぬ価格になっていたことに非常に驚かれておりました。
中国では切手を収集するコレクターの他にも資産運用目的で大量に買い求める富裕層の方も多く、プレミアの価値が高い切手が多いのが特徴です。
その人気の高さからレプリカも多く出回っており、フリマサイトなどで安く手に入ったからと買取希望でお持ち込みいただく事が非常に多いのですが、そのほとんどがレプリカです。安いからと安易に買い求めないように気をつけてください!
👀画像2枚目と3枚目を見比べてみてください!
★おたからや蘇我店は、こういったコレクター品の査定実績も数多くございます。ご自宅にある貴重な品も、価値がわからない品も、私たちが丁寧に査定いたしますので、ぜひお持ちくださいませ!
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