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九十九屋さんたの妖怪古今録

蛇と寺

恨みを含みながらも神聖なもの

 前回からの続きですが、蛇の子を産んだ妹の話です。
 妹は驚き、神の子であろうと思った。蛇は杯にいれればその大きさに、瓶に入れればその大きさに、直ぐに成長しました。
 「お前は神の子である。私には育てることが出来ない。父の居るところへ行きなさい」といいました。子は了解しましたが、一人では寂しいので同行者を求めます。
 妹は家にいるのは自分と兄しかいない事から断りました。蛇はそれを恨んで、別れのときに、怒って雷を持って伯父を殺しました。驚いた母がかめを子に投げつけたので、天にいくこともできずいに、そのまま哺時臥山に蛇は残っているといいます。

 そんな蛇のイメージですが絶対的に信仰されていたのが、徐々に嫌悪を含むようになっていたように考えられます。
 有名なところでは、弘法大師空海が開いた高野山にその片鱗を見る事ができます。
 高野山には蛇柳という木があります。これは弘法大師が、蛇を柳に変えたとされるもので、もともと蛇を信仰していた後と考えられます。
 他にも蛇腹道という道があり、弘法大師が竹箒で大蛇を追い払ったといいます。(ちなみにその時に蛇は、竹箒を怨んだそうで、今でも高野山では使われてないそうです)

 しかし、蛇は今でも十分神聖なものであるイメージを持っています。それが各地で見られるのです。
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