R.14×まいぷれ
障害のある人もない人も共に生きる船橋を
2011/08/22
第2回目はR.14の立ち上げ当時から運営に携わり、NPO法人として知的障害のある人たちを中心にして、福祉・環境・まちづくり・人権の課題に取組む「NPO法人ちばMDエコネット」事務局長の山本佳美(ヤマモトヨシミ)さん。
R.14の魅力と「企業ではない」組織の魅力を語る。
教員を目指していた山本さん。
親族に障害をもつ人がいる環境で育ち、
社会へ自立した人間として送り出すだけではなく、
社会自体に受け入れる場を創りだそうと考えた。
教員では「送り出すだけ」。受け入れの場が少ないことに疑問を抱き、
自らが受け入れの場とその輪を広げるために歩みだした。
そして、ちょうど歩み始めた頃に出会ったのがR.14の井上氏。
活躍の場を探す人たちへの場の提供に共感をし、
R.14の調整役として組織をまとめ上げる。
リピート・アフター・ミー♪
ちばMDエコネットの運営するひなたぼっこカフェ。たまたま、日本で社会貢献をしたいと強く望んでいたイアン先生。
偶然の出会いが、ひなたぼっこカフェでのイアン先生による英会話レッスンを実現。
地域との関わりを積極的に♪
YOU、こっちを向いてくださいね(笑)
利害をこえて、人とのつながりで何かを生み出すことができるのがNPOの魅力でもある。
千葉MDエコネットが生み出すのはこの笑顔と活躍の場。
R.14が生み出すものは・・・!?
笑顔と活躍の場はもちろんです!
将来的には・・!?
一緒にはたらこ☆
忙しくったって笑顔です。
笑顔でいればみんなの顔が穏やかに
気軽に楽しめる。気軽に声をかけられる。気軽に参加できる。
R.14もそんな団体であり続けてほしいと思う。
地域の方々とコミュニティをつくり、つながりをつくり、活躍する場の提供を行っていく。
楽しんで! 笑って!
R.14の立ち上げ当時から調整役としての役目を担う山本さん
Q.1 団体に参加した理由は
革製品が好きで、たまたまお客としてニ天一流総本舗に行ったときに、代表の井上に会いました。R.14の活動について聞き、アーティスト目線での活動をしようとする団体が新鮮に感じたのを覚えています。私自身が千葉MDエコネットの局長をしている傍らでR.14にも関われたら、これまで無かった新しいコラボレーションや、全く思いつかなかったような企画ができるのでは?とわくわくが抑えられなかったです。
今でもわくわくしていますが(笑)
それにもともとアートなどは好きなんですよ。
Q.2 MDエコネットの活動をしながらR.14でも活動を始めて大変だなと感じたことは?
MDエコネットもそうですが、私たちは決して営利を求める団体ではない。なので運営資金だったり、活動に共感をしていただける方を探すのは今でも苦労しています。
それでも協力いただける方々から意見を頂戴したり、話合いをしたり「一緒に育てていく」感じはこの団体ならではだなぁと思います。
Q.3 R.14の魅力を一言でいうと?
「街の中や普段の生活でアートを身近に感じさせる」ですかね(笑)
様々なアーティストを普段の生活のなかで身近に感じることって少ないと思います。
アートって、美術館やギャラリーでの展示でみるもの、だけじゃないと思います。
普段の生活の衣食住の中にジュエリーや革製品、食器、家具、お花などたくさんのものがあります。R.14には、それらのものをつくりだしているアーティストがいます。
残念ながら、都内に比べて船橋ではアーティストの作品やアーティストに出会うチャンスが少ないと感じます。
船橋にそういった出会いの場を作り、魅力的なもの、愉快なもの、心落ち着くようなものを発信出来たらいなあ、と。
「地域×アーティスト」って魅力的ですよね。
船橋を拠点に、活動を広げて行きたいと思っています。
R.14とは・・・
R.14オリジナルPV