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GO!GO! 千葉ジェッツ

船橋アリーナにブロンコネーションを迎えて

強いジェッツの印象を強烈に残した2連戦

2013/02/28

千葉県初のプロバスケットボールチーム「千葉ジェッツ」の情報をお届けします。

4選手が2桁得点、躍動感あふれる試合で快勝

ディアンドレ・ベル選手(G・背番号13)が、<br>リング下で強さを見せました。
ディアンドレ・ベル選手(G・背番号13)が、
リング下で強さを見せました。
1月12日と13日に船橋アリーナで行われた、埼玉ブロンコス戦。11月3・4日にアウェイで2連勝した相手に、ホームでもきっちりと2連勝をおさめ、リーグ戦勝率を5割に戻しました。

1月13日は、1,281人の観客が詰めかける中、チーム記録と並ぶ32点差をつけての快勝。
立ち上がりこそシュートが決まらず、ファウルをとられてリズムが出なかったジェッツですが、我慢の時間をしのぎ、ディフェンスがはまり始めると、俄然ジェッツの時間に。
佐藤博紀選手がドリブルで切れ込み、<br>レイアップシュート!
佐藤博紀選手がドリブルで切れ込み、
レイアップシュート!
システマティックなディフェンスで相手を追い込み、何度もショットクロックバイオレーション(24秒以内にシュートを打たなければいけない)に持ち込みます。
ディフェンスが機能していれば、オフェンスに弾みがつくのがジェッツ。躍動感あふれ展開でリズムをつかみ、佐藤博紀選手(SG・背番号0)など4名が2桁得点をあげる、バランスのとれたチーム力を見せました。
シュートが放たれ、オフェンスリバウンドに<br>備えるマーキス・グレイ選手(PF・背番号41)
シュートが放たれ、オフェンスリバウンドに
備えるマーキス・グレイ選手(PF・背番号41)
試合前のウォーミングアップで、<br>何度も1対1を繰り返す<br>ジョー・ワーナー選手とマーキス・グレイ選手
試合前のウォーミングアップで、
何度も1対1を繰り返す
ジョー・ワーナー選手とマーキス・グレイ選手
冨山晋司HC
冨山晋司HC
試合後、冨山晋司ヘッドーコーチにお話をうかがいました。

「年末5連敗で終わりましたので、4連勝をして勝率5割に戻せたという意味ではすごくいいゲームだったと思います。2日間通して、先週よりもディフェンスでやりきったと思います。ただ、ディフェンスもオフェンス、まだまだ修正部分はたくさんあるので、もっといいバスケットができるように練習します。
今日もリバウンドたくさんとられていますし、いい時間帯と悪い時間帯で差がありすぎるので、選手も成長しなければいけません。ディフェンスを頑張っている分、副作用といいますか、オフェンスについてはシーズン序盤に比べるとチグハグになっている部分があり、もうちょっと整理して、ディフェンスもオフェンスも頑張っていきます」
マーキン・チャンドラー選手のフリースロー。<br>足を広めに開いて、投げる前に目をつぶる<br>独特のスタイル。
マーキン・チャンドラー選手のフリースロー。
足を広めに開いて、投げる前に目をつぶる
独特のスタイル。
一方、埼玉ブロンコスのトレイシー・ウィリアムズHCの目には、千葉ジェッツがどのように写ったのでしょうか。
毎試合安定したプレーでチームを引っ張るジョー・ワーナー選手(PF・背番号34)は、この日も24得点&11リバウンドとダブルダブルの大活躍。「とてもタフでゴール下のプレーが光るプレーヤー」と称賛します。
さらに、マーキン・チャンドラー選手(PF・背番号35)についても、「bjリーグの中でもとてもすぐれたプレーヤーだと思わされました。中からはもちろん、外からもシュートを打てる。そしてフリースローも入れることができる。何でもできるプレーヤーです」と称えました。
試合前に円陣を組んで声を出す<br>埼玉ブロンコスのブースター。
試合前に円陣を組んで声を出す
埼玉ブロンコスのブースター。
「千葉ジェッツは、勝つチームというのがどういうチームなのかを我々に教えてくれました。31点勝っている千葉が、残り1分のときに我々の外からのシュートに対して、全力でチェックに当たりました。勝っていても負けていても、全力でプレーをしなければいけないということを学びました。我々も、千葉が見せてくれたようなチームになることを約束します」

埼玉ブロンコスは、選手やスタッフ、ブースターなどブロンコスに関わるすべての人を家族と位置付けて「ブロンコネーション」と名付けています。
アウェイである船橋アリーナにも多数のブースターが訪れて、試合前に円陣を組むなど、息の合った応援をしました。
トレイシー・ウィリアムズHC
トレイシー・ウィリアムズHC
トレイシーHCは、ブースターを「イチバン!!」と誇らしげに語ります。

「私たちは世界の中で、最も素晴らしいファンを持っていると思います。自分は世界を2度ほど旅しましたが、ここまで素晴らしいファンがいるチームを見たことがありません。負けるたびに心が痛むのは、彼らに申し訳ないと思うからです。チャンピオンシップに行って勝つことができれば、それはチームのためにではなく、彼らのために捧げたいと思います。彼らはホームゲームにも、アウェイゲームにも、どこにでも応援しに来てくれます。私の父も母も、私の家族も、そこまでは試合を観に来てくれないでしょう。だから私は彼らを心から愛しています。ブロンコスのファンの方たち世界一だと思います」

いえいえ、千葉ジェッツのファンだって負けていませんよ。私たちもみな家族。みんなの力で、シーズンを最後まで駆け抜けましょう!!