GO!GO! 千葉ジェッツ
チームを支える頼れるキャプテンに聞く
2013/02/06
千葉県初のプロバスケットボールチーム「千葉ジェッツ」の情報をお届けします。
ディフェンスにフォーカスして、チーム力を固める
ここぞというときに3ポイントシュートを決める佐藤選手
試合前、黙々とシュート練習をする様子が見られます。
「ディフェンスにフォーカスするというのは変わっていません。昨日やられたところのリカバーを、チームとして守れるように修正して今日の試合に臨みました」と、2012年締めくくりの試合後に語ったのは佐藤博紀選手(SG・背番号0)。
昨年に引き続き、チームキャプテンを務めています。
試合中に倒されたり、ボールを追いかけて勢い余ってコート外に飛び出したりする選手がいれば、誰よりも早く駆け寄って手を差し伸べます。チームとしてミスがあったときには、すぐに声をかけてコート上に選手の輪を作ります。
チームの要として、プレーだけではなく、メンタル面での中心としても頼もしい存在です。
惜敗はしたものの、徐々にチーム力があがっていると感じられた12月23日の試合後に、お話をうかがいました。
「今日は、3ポイントのシュートチェックというような、チームでやろうとしているところは昨日よりできていたと思います。ディフェンスの意識が高いことによってリバウンドもとれました。
4Qの残り7秒、2点リードの場面では、リバウンドをとってゲームを終えようと5人で意識しましたが、リバウンドをとられて得点されてしまいました。結果は上手くいきませんでしたが、コート上の5人がひとつの考えを持ち、ディフェンスに対して同じ意識を持てることは大切です。声を掛けあうことで、同じ絵は描けていたと思います」
年末年始で、次の試合まで2週間のインターバル、そして年明けからホームゲームが続くのは、チーム力を上げるのに持ってこいの状況です。
「ディフェンスにフォーカスしてきたので、どれだけチームで考えを固めて、どれだけ同じ絵を描けるかというところが、この2週間の勝負だと思います。それがジェッツの“勝ち”への近道であると思います。
いま故障者がいますが、年明けには全員揃う予定です。接触や疲労など、体調を整えるのも仕事のひとつですけれども、ケガは仕方ないので、故障者がいても全員で頑張って、チームの底上げにつながればと思っています。
勝つことが僕達の仕事です。年明けホームが続くことで、みなさんの声援をエネルギーとし、またプレッシャーを感じながら、貪欲にやっていきたいと思います。チーム一丸となってがんばっていきますので、応援をお願いします」
キャプテンの言葉通り、熱い声援が選手たちの大きなエネルギーとなり、年明けの快進撃へとつながりました!